タロティスト「夢野 雫(ユメノ シズク)」のブログ

都内で活動するタロティストのブログです。

カップの8に描かれた「月」と「カップ」

カップの8に描かれたマントを着た人物はまるで「隠者」のような杖を持ち、丘の上に立っています。

 

上下2段に並べられたカップ。上段のカップは1つが欠けているように見えます。それは「人生に欠けている」ものを象徴し、彼が見つけたいもの(真理)を象徴していると解釈できます。

 

また、このカードに描かれている月は「日蝕」の状態を指しています。太陽が月によって覆われ、太陽の一部が欠けて見えたり、全く見えなくなったりする現象です。この「月」は「太陽」の性格を帯びたものとリーディングできるのです。

 

このカードの人物は、自分の持っているもの(残された8つのカップ)を残して、己の直感を頼りに道を急ぎます。人生に必要な変化を自分から起こすことが必要であると彼が気づいていることを示唆するカードなのです。

 

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