タロットカードの浄化
タロティストは、タロットカードを使用する前に必ずカードの「浄化」を行います。
新しいカードの封を開ける時はもちろんのこと、他の人が使用したカード(私であればヨーロッパで譲り受けたカード)を使用する場合やある程度の回数を重ねてカードを使用した場合などに「浄化」を行います。
ヨーロッパでは「smudging」と呼ぶ方法が一般的です。香木であるパロ・サント(Palo Santo Wood)やホワイトセージ(white sage)に火を点け、貝の上で煙をカードの表と裏に当てることで浄化します。
「浄化」を行うことで、カードは本来の力を発揮し、鑑定の精度を安定させるものとなるのです。