「審判」のカードに描かれた大天使ガブリエル
キリスト教では「三大天使」の一人とされる大天使ガブリエル。「ガブリエル」とは「神の人」という意味を持っています。
天使は、一般的に男性か両性具有者だとされていますが、ガブリエルは両性具有という説が濃厚です。というのも、ガブリエルはイエスを身籠ったマリアに『受胎告知』をする宗教絵画に登場するからです。
「告知」「啓示」を司る天使と呼ばれ、「審判」のカードに描かれているガブリエルはあなたに次の新しい経験、出来事、変化、チャンスを告げるメッセンジャーなのです。
「審判」のカードの中でも、宗教画の「最後の審判」においても、ガブリエルはラッパを吹き鳴らし、死者を蘇らせます。
「審判」のカードで蘇るのは、男性、女性、子どもですが、あらゆるものの中で大きな変化が起こり、すべての物事が今までとは違う変化を見せることを象徴しています。
「死者」が蘇るという様から、しばしば、恋愛では復活愛や復縁を示唆し、仕事においてはV字回復を表します。
また、ガブリエルはあなたの才能を開花させるために、あなたの人生のハードルを取り払い、あなたの中でもはや役立たないと思いかけている人間関係や能力に光を届け、独創的な発想やアイデアをもたらします。大天使ガブリエルがあなたの前に現れた時、あなたが再び動き出すチャンスの到来がすぐそこにあるのです。